ジルの覚え書き ~PSPとかやってみた(改め)~
誰も見なくて良い。覚え書きだから。でも見てくれたら嬉しいんだな(←なんてわがまま!?)
2008.02.03 Sun. 11:34 :edit
パンドラバッテリーのセルを交換してみた

Despertar del Cementerio v4 がリリースされたので早速動かしてみようと思ったら、大枚叩いて買ったパンドラバッテリーが動かない!具体的にはバッテリーを装着すると自動的に電源が入るハズなのだが、無反応。電池切れかと充電してみても5分くらいでランプ消灯、当然起動できない… 同様の症状が出ている人がいないかググってみると、居た。売られているパンドラバッテリー内蔵の、特に中国製のセルは質が良くないらしい。すぐに干上がって充電できなくなってしまうようだ。
これでは困る!と言う訳で、バッテリーのセルを交換してみた。純正のバッテリーは高いので、バルクで1000円くらいで売られているものを使用(結局これも中国製なのだが…)。
【これを見て作業をされる場合は自己責任で。】
特に今回はバッテリーを扱うので、ショート時のスパークによる怪我や火災が発生する可能性がある。また、処置不良でPSP本体が破損する事も考えられる。あくまで自己責任で作業ください。
【使用した工具類】
・半田ごて
・半田
・マイナスドライバー
・カッターナイフ
・両面テープ
・ビニールテープ
・透明テープ(←ビニールテープで代用可)
・テスター(←必要に応じて)
・半田吸取ツール(←あると便利)
【作業詳細】

写真のように持って、側面の接合部を指先で押すとパキパキ割れてくる。流石は中国製、手だけでここまで開ける事ができた。あとは、開く所を手がかりにマイナスドライバーで開ける。バッテリー内部に差し込むのでドライバーの先にビニールテープを巻いた。開ける時は外装を割らないように注意。パンドラバッテリーの方が割りにくかった。
割るとこんな感じ。

左がバッテリーのみの物、右がパンドラバッテリー。パッと見で右の方が高機能そうだと思わせる。
バッテリーセルへの配線は基板の下側で、金属板が半田付けされている部分。テスターで極性を見てみると、どちらのバッテリーも「+が右、-が左」だった。電圧は3.8~4.0V近くあった。実装の位置関係も問題なさそう。
セルは外側が+、内側が-。一般的な乾電池と極性が逆になっている。
基板とセルの間に絶縁シートが挟んである。外装とセル、セルと絶縁シート、絶縁シートと基板がそれぞれ両面テープで留められていた。
※バッテリーの種類や製造ロット等の違いで内部の構造が異なる場合があるので注意。
セルへの配線を基板側で取り外す。私は半田吸取網を使用したが、付いている半田を全て取り除く必要はなく、金属板が基板から外れれば良い。この時、金属板をポッキリ折らないように注意。両方外れたら絶縁シートと基板を留めている両面テープを剥がす。持ち上げて剥がすと金属板に接点が触れそうだったので、少し浮かしてカッターナイフで切り離した。その後、残ったテープを剥がした。

基板が外れたらセルを入れ替える。位置を確認して両面テープで固定。金属板を半田付けして組立て直す。上蓋を被せると、閉じ方がしっくりしなかった。おそらく、セルの大きさが微妙に違っていたのだろう。「TOOLS」とプリントされた外装は諦め、もう一方に入れ替えたらすんなり入ってくれた。割った接合部を抑えつつ透明テープで固定した。

セルを入れ替えたバッテリーでDespertar del Cementerio v4を起動させてみた。うんうん、ちゃんと起動するようだ。確認できたので作業終了。
今回の作業で干上がってしまったバッテリーのセルを交換した。だがパンドラバッテリーの使用頻度は物凄く低いので、次に使う時も起動できない状態になっているかもしれない。その度にアキバに走ってバッテリーを手に入れ、割って取り替えるのは余りにも効率が悪い。要するに基板の接点にDC3.6Vがかかれば良いので、今後の課題として「電源部の外付け化」を考えていきたい。さぁて、DC3.6Vをどうやって作ろうかな。
(勝手に)Special Thanks to
Tech On!日経エレクトロニクス新型PSP取材班
Emu on PSP
特に今回はバッテリーを扱うので、ショート時のスパークによる怪我や火災が発生する可能性がある。また、処置不良でPSP本体が破損する事も考えられる。あくまで自己責任で作業ください。
【使用した工具類】
・半田ごて
・半田
・マイナスドライバー
・カッターナイフ
・両面テープ
・ビニールテープ
・透明テープ(←ビニールテープで代用可)
・テスター(←必要に応じて)
・半田吸取ツール(←あると便利)
【作業詳細】

写真のように持って、側面の接合部を指先で押すとパキパキ割れてくる。流石は中国製、手だけでここまで開ける事ができた。あとは、開く所を手がかりにマイナスドライバーで開ける。バッテリー内部に差し込むのでドライバーの先にビニールテープを巻いた。開ける時は外装を割らないように注意。パンドラバッテリーの方が割りにくかった。
割るとこんな感じ。

左がバッテリーのみの物、右がパンドラバッテリー。パッと見で右の方が高機能そうだと思わせる。
バッテリーセルへの配線は基板の下側で、金属板が半田付けされている部分。テスターで極性を見てみると、どちらのバッテリーも「+が右、-が左」だった。電圧は3.8~4.0V近くあった。実装の位置関係も問題なさそう。
セルは外側が+、内側が-。一般的な乾電池と極性が逆になっている。
基板とセルの間に絶縁シートが挟んである。外装とセル、セルと絶縁シート、絶縁シートと基板がそれぞれ両面テープで留められていた。
※バッテリーの種類や製造ロット等の違いで内部の構造が異なる場合があるので注意。
セルへの配線を基板側で取り外す。私は半田吸取網を使用したが、付いている半田を全て取り除く必要はなく、金属板が基板から外れれば良い。この時、金属板をポッキリ折らないように注意。両方外れたら絶縁シートと基板を留めている両面テープを剥がす。持ち上げて剥がすと金属板に接点が触れそうだったので、少し浮かしてカッターナイフで切り離した。その後、残ったテープを剥がした。

基板が外れたらセルを入れ替える。位置を確認して両面テープで固定。金属板を半田付けして組立て直す。上蓋を被せると、閉じ方がしっくりしなかった。おそらく、セルの大きさが微妙に違っていたのだろう。「TOOLS」とプリントされた外装は諦め、もう一方に入れ替えたらすんなり入ってくれた。割った接合部を抑えつつ透明テープで固定した。

セルを入れ替えたバッテリーでDespertar del Cementerio v4を起動させてみた。うんうん、ちゃんと起動するようだ。確認できたので作業終了。
今回の作業で干上がってしまったバッテリーのセルを交換した。だがパンドラバッテリーの使用頻度は物凄く低いので、次に使う時も起動できない状態になっているかもしれない。その度にアキバに走ってバッテリーを手に入れ、割って取り替えるのは余りにも効率が悪い。要するに基板の接点にDC3.6Vがかかれば良いので、今後の課題として「電源部の外付け化」を考えていきたい。さぁて、DC3.6Vをどうやって作ろうかな。
(勝手に)Special Thanks to
Tech On!日経エレクトロニクス新型PSP取材班
Emu on PSP
スポンサーサイト
トラックバック
| h o m e |